制度の運営は、都道府県ごとに設置される「後期高齢者医療広域連合」が行います。「広域連合」には、都道府県内全ての市町村が加入しています。
山梨県の場合は、「山梨県後期高齢者医療広域連合」が制度の運営主体となります。
1 広域連合の運営等
- 山梨県は、平成19年2月1日に設立
- 広域連合の運営費は、主に県下27市町村の負担金(共通経費)です。 負担割合は、均等割10%、高齢者人口割45%、人口割45%となっています。
※共通経費とは、広域連合職員の人件費や事務費等です。 - 広域連合の役割
被保険者の資格管理や保険料の決定、給付の決定など、制度の運営全般を行います。
2 広域連合と市町村の事務分担
- 広域連合の主な事務
・資格管理
・被保険者証の作成・交付(年次更新)
・保険料の賦課
・高額療養費、療養費、高額医療介護合算療養費、葬祭費などの支給
・レセプト点検
・第三者行為損害賠償求償事務 - 市町村の主な事務
・各種申請の受付
・被保険者証の随時交付(再交付を含む。)
・広域連合への住民基本台帳情報、所得情報などの提供
・保険料の徴収